プレスリリース

東芝情報機器の新サービス「dynaCloud Saver jr. Powered by ShadowProtect」として「ShadowProtect for MSP」を提供開始。

2012年4月18日
株式会社ラネクシー

株式会社ラネクシー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:二瓶孝二、以下、ラネクシー)は、東芝情報機器株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:影山岳志、以下、東芝情報機器)とパートナー契約を締結したことを発表いたします。東芝情報機器が提供するクラウドサービス「dynaCloud」において、ラネクシーが発売する「ShadowProtect for MSP」を採用したバックアップサービス「dynaCloud Saver jr. Powered by ShadowProtect」の提供が2012年5月下旬より開始されます。

「dynaCloud」は、東芝グループの総合力を活かし、デバイス・回線・サポート・SaaSやIaaSといったすべてのサービスをワンストップで利用できるオールインワン・クラウドサービスです。「dynaCloud」が稼働するデータセンターは、大規模災害にも耐えられる堅牢な建物、電源設備、ネットワーク環境を擁する国内最高クラスの施設です(注1)。今回新たに提供される「dynaCloud Saver jr. Powered by ShadowProtect」は、ユーザーのサーバーのバックアップを「dynaCloud」上に保存することにより、最大限のデータ保護を実現する新しいサービスです。

    (注1)東芝情報機器のデータセンターは、データセンター設計に関する米国の規格「Tier」における最高ランクのTier 4レベルを実現しています。

「dynaCloud Saver jr. Powered by ShadowProtect」で採用する「ShadowProtect for MSP」は、イメージバックアップソフトウェアのライセンスを月額のサービスライセンスとして提供可能な製品です。単純なサービスライセンスとしてではなく、ShadowProtectのライセンスを遠隔集中管理できるため、お客様の事業継続性の向上やサービス事業者様のライセンス集中管理も可能とします。またShadowProtect for MSPはバックアップ・リカバリ機能だけでなく、イメージファイルのレプリケーション機能や、遠隔地にコールドスタンバイを構築できるHeadStart Restore(以下、HSR)機能なども今後続々と提供が可能になります。障害発生時にダウンタイムを最小化し、ビジネスの継続性を高めるソリューションが、クラウドサービスとして低コストで利用できることになります。

ShadowProtectのレプリケーションとHSR機能を使用すれば、遠隔地にある仮想マシン上のディスクに自動でリカバリ作業を実行でき、さらに運用の中でバックアップ元のサーバーで作成される増分ファイルも継続的に追加・反映することができます。システム障害が発生した場合、このリカバリプロセスの最終調整を行い、仮想マシンを起動するだけで、リカバリが完了します。HSRでは継続的にサーバーのバックアップが更新・復元される状態となるためにリカバリに掛かる時間を大幅に削減し、ダウンタイムを最小化できます。通常500GBのサーバーをイメージバックアップから復元した場合、2時間50分程度の時間が必要になりますが(ShadowProtectの標準的なリカバリ速度3GB/分で算出)、HSR機能を使用すると15分でサーバーを復旧することができます。

ラネクシーは、今後もStorageCraft社のソフトウェア製品を販売し、企業および個人向けに、強力で信頼性の高いデータ保護ソリューションを提供する予定です。

dynaCloud Saver jr. Powered by ShadowProtectについて

「dynaCloud」は2011年10月28日より開始したクラウドサービスです。クラウドに対応した強固なICT基盤を整備・構築し、企業活動の効率化・スピード経営実現に向けた付加価値の高いクラウドサービスを提供しています。「dynaCloud Saver jr. Powered by ShadowProtect」は企業内のサーバーのバックアップを取得し、ローカルサイトやデータセンターに保持するサービスです。その他のサービスとして、クライアントPC暗号化ツール「SmartDE Cloud」、サーバーホスティングサービス「dynaCloud Hosting」等を用意しています。

https://www.toshiba-tie.co.jp/dynacloud/index.html

ShadowProtect について

「ShadowProtect」は米国のバックアップソフト大手のStorageCraft Technology Corporation(ストレージクラフト テクノロジー コーポレーション)が開発した製品です。全世界で15万以上のサーバーがShadowProtectを利用中で、国内においても約1,200社の導入実績があります。他社の製品に比べて高速なバックアップ・リカバリ性能が特徴です。

東芝情報機器株式会社について

所在地:東京都江東区豊洲
代表者:社長 影山 岳志
設 立:昭和29年9月
資本金:36億円
株 主:株式会社 東芝、東芝ソリューション株式会社
業務内容:IT関連機器の販売並びに保守・サポート、ソフトウェアの販売及び受託ソフトの開発 他
URL:https://www.toshiba-tie.co.jp/

株式会社ラネクシーについて

最新のテクノロジーを採り入れたパッケージソフトウェアを企業から個人ユーザーまで幅広く提供する「ソフトウェアパッケージ事業」と、これらのソフトウェアを中核にすえた各種ソリューションや、業種別ソリューションなどを提供する「システムソリューション事業」の2つの事業を展開しています。詳細な情報は、Webサイト(https://www.runexy.co.jp)でご覧いただけます。

本件に関するお問い合わせ先

東芝情報機器株式会社

マーケティング&プラットフォーム・ソリューション本部 クラウドソリューション推進部
Tel.03-5144-3830/ FAX.03-5144-3281

株式会社ラネクシー

第1ソフトウェア事業本部 営業部 ShadowProtect担当
Tel.03-5337-6430/ Fax. 03-5337-6130
E-mail:stc_sales@runexy.co.jp

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