ラネクシーへの転職を考えたきっかけは、海外の製品を国内市場に普及させるというラネクシーの取り組みが、前職とも共通していた点にありました。実は、前職でもラネクシーへ営業活動を行ったことがあり、クライアントの通訳としてプレゼンしていたときには、社長や役員の方にも声をかけてもらっています。そうしたご縁もあり、入社を決めました。
外資系企業のプロジェクトに関わって実感したのは、価値観の違いや言葉の壁から、新興する海外IT企業と日本企業の協力体制を構築するのが非常に難しいということでした。その点、ラネクシーは長く海外製品を日本の市場に導入してきた実績とノウハウがあり、自社で開発部門も持っているので、海外企業とのコラボを実践する上では大きな強みかと思います。海外の先進的な技術を日本へ導入する主体として、ビジネスを作っていけることが、この会社の魅力だと感じてます。
私が担当している製品のひとつが開発ツール「PrizmDoc」で、これまでの経験やノウハウを活かし、顧客(パートナー)の開拓を行っています。前職では、英語での通訳業務も多く、ITの技術的なやりとりにおいては、「分からなくても訳せばなんとか通じる」といった場面がよくありましたが、現在の業務では、担当製品の技術的な知識を身に付け、販売方法の検討や価格交渉など、自分で主導することが求められています。
この仕事の面白さは、日本特有の商流を知ることができる点でしょうか。この商流をしっかり理解した上でアプローチしないと、単に良い製品というだけでは市場に受け入れられないという難しさがあります。そのためにもパートナーとの連携が重要で、メーカーとの間に立って調整し、両者からの信頼を獲得することが結果につながると考えています。
転職からまだ1年弱ですが、仕事にはかなりの手ごたえを感じています。求められる知識ややるべきことも多く、充実した毎日を過ごしています。今後は、強みとする英語力を武器に、ITの知識を確実に増やして交渉力を高めたいですね。さらに、自分自身で新しい商流を創っていければよいなと思います。
入社先としてラネクシーを選んだ理由ですが、説明会などで感じた会社の雰囲気の良さが決め手となりました。実際、社内は風通しがよく、他部門の方々とも気軽にコミュニケーションが取れますよ。
入社後は基礎研修を経たのち、5月に現部署に配属されました。当初はOJTを兼ねて先輩に付いて顧客先(パートナー)を回っていたのですが、わからないことだらけでしたね。それでも少しずつ知識を増やしながら営業のスタイルを学び、10月からは一人で顧客を担当するようになりました。
独り立ちして初めて担当した案件は、かなり規模の大きなものでした。不安もありましたが、先輩たちからのサポートを受けつつ、提案から納品まで自分主体で案件をこなすことができました。これは大きな自信となりましたね。
私たち営業の仕事の第一は、お客様が抱えている課題に対して何ができるのかを考えることです。そして解決のための計画を立案し、提案に結びつけていくというプロセスと裁量の大きさに面白さを感じています。その際、私が特にこだわっているのは、誠実に対応することです。その場しのぎで安易な回答をしてしまうと、後でお客様に迷惑をかけてしまうことにもなりますから。
ラネクシーでは、規模の大きな案件と関わることが少なくありません。自分がやりたいと思うことにトライできる機会も多いです。この点は大手企業にも負けない魅力だと思います。
コロナ禍もあって、現在は商談も基本はリモートに切り替わっています。直接お客様とお会いできないのは残念ですが、一方で遠方の人とも容易にアクセスできる点は、マーケットの拡大にもつながるのではないかと期待しています。
今後ですが、自社製品を売るだけでなく、他社製品と組み合わせたソリューションの提案を積極的に行っていきたいですね。
実は以前にラネクシーへ派遣されたことがあり、そのときは堅苦しさがなく雰囲気の良い会社だと感じていました。そんな過去もあってお世話になることを決めたのですが、実際、違和感なくすんなり馴染むことができました。入社してわかったことですが、仕事はしっかりする一方、プライベートもちゃんと楽しんでいる社員が多いですね。
私の担当業務は、社の主力製品である「MylogStar」の開発です。要件定義からスタートし、具体的な製品になっていく行程を、一つ一つ成果を確認しながら一貫して関われるところが面白いですね。そしてリリース後、お客様から「機能が改善されて便利になった」「使いやすくなった」といった喜びの声を聞くと、大きな手ごたえを感じます。特に印象に残っているのは、MylogStarのメジャーバージョンアップに関わったときですね。開発の際にさまざまな問題が発生し、正直言ってリリース予定に間に合わないと思うほどでしたが、チームワークに助けられました。
開発チームは比較的コミュニケーションが密で、仲の良さも自慢です。お互いの状況を自然と把握し、フォローし合う雰囲気ができ上がっています。
仕事でのこだわりは、プログラムにしろ、ミーティングにしろ、モヤモヤを残したまま終わらせないことです。中途半端な理解のまま進めてしまうと、手戻りが発生するなどして必ず後で問題になりますから。実は一度、失敗をしたことがあるので、今は徹底するようにしています。
今後の目標ですが、次のメジャーバージョンアップで、MylogStarをより使いやすい製品にしていくことです。さらに言えば、製品の認知度を高め、多くの人が名前を知っている製品に育てていきたいと考えています。
ラネクシーにお世話になることを決めたのは、人の良い方が多い会社だったからです。実際、大変なときには周りの人が積極的にサポートしてくれます。また、性別を意識するようなことは一切なく、純粋に仕事に打ち込める環境です。私が入社した当時と比べて開発部門は人数が倍に増えていますが、定着率が高く、辞めた人はほとんどいません。それだけ居心地が良い会社なのだと思います。
いま私は情報漏えい防止ツール「DeviceLock」などを担当しています。これらは海外の製品なので、業務は国内展開に向けたインターフェースの調整や検証が中心です。仕事においては、開発スケジュールを考慮しつつ、盛り込む機能や改善点などについてベストな落としどころを探るという点にこだわっています。特に、ユーザーエクスペリエンス(UX)等について、ユーザー目線に立ち、何が最も求められているのかを常に意識するようにしています。そういった意味でも、開発業務ではコミュニケーションスキルがとても重要になりますね。
この仕事では、自分が関わった製品への愛着がとても強くなりますね。それこそ我が子のように愛おしくなります。また、技術の進歩や変遷のペースが速いので、勉強を続けてキャッチアップしていかなければなりません。周りの社員も現状を良しとせず、向上心を持っている方ばかりなので、とても刺激になります。
将来的には、上流工程やマネジメントを担当することも求められるでしょう。ただ、私自身は開発業務そのものが好きなので、今後も何らかのかたちで関わり続けたいと思いますし、その面白さを後に続く方々にしっかりと伝えていきたいですね。また、海外製品を扱うことが多いので、ラネクシーが加入しているソフトウェア協会の海外研修などにも参加できることが、技術スキルだけでなく英語力の向上にも非常にいい経験になります。
もともと私は、学生時代に工学部で電子工学を専攻していましたが、最初の就職先は大手人材派遣会社で、多少システムと関わったものの、主に営業職として働きました。その後、IT系企業に転職して製品販売を担当し、2008年にラネクシーに合流しています。
当社の魅力の一つに、成長できるチャンスが多いという点があります。会社の規模からは想像できないほど大きなプロジェクトに参加できる機会がありますし、そこに一貫して関わることで、プロとして確実に成長していくことができます。また、新たに育成プログラムが導入され、教育体制も徐々に充実しつつあります。こうした制度を利用し、ともにチーム力を高めてもらえればと思います。
今後の目標は、強みとする文教分野を核としながらマーケットを拡大していくことです。これまでにも職業訓練施設のシステム構築を手掛けるなどしてきましたが、こうした公共分野の案件にも進出していきたいと考えています。当社の長所であるセキュリティ等の技術力を活かすとともに、公共分野に強いパートナーの方々とアライアンスを組むなどして、ソリューションの幅を拡大することを目指しています。
もともと私はこの事業部に配属される前に、事業戦略室という各事業部を横断的に支援する部門に所属していました。ここではプロダクトのマーケティングやプロモーションをはじめ、新規事業開拓、アライアンスパートナーとのコミュニケーション、さらにカスタマーサービスの向上施策などがあり、今の事業部での活動に非常に役立っています。ちなみにその前はSI部門の営業やオンラインショップを運営する部門に所属していたこともありました。これらの経験も今の自分にとって非常に有益な糧となっています。 この規模の会社でこれだけ色々な経験ができることは非常にありがたいと思っています。
今後の目標ですが、自社開発のセキュリティ製品を担当する立場としては、この製品の成長はもちろんですが、ご利用いただいているお客様やパートナー様への日々の感謝を表現する場として、自社のプライベートイベントを開催することですかね。また、新規ビジネスの立ち上げにも注力していきたいと思います。